日本以外の国でも証券取引場では株の取引が行われています。
規模が大きいのはアメリカの株式市場で、ついでヨーロッパ各国、中国、インド、タイ、シンガポールなどアジアの国々にもあります。このうち日本での人気が高いのはアメリカ、中国、インドの外国株です。
アメリカの「ニューヨーク証券取引所」や「ナスダック」など聞いたことがある方もいるでしょう。これらに上場している株は、アメリカ株を扱っている日本の証券会社を通して買うことができます。
ただし、証券会社によって扱っている銘柄は異なりますので、上場されている全ての銘柄を買えるわけではありません。
また、売買手数料は日本とアメリカの両方でかかります。
■直接口座を開く
インターネットを使って海外の証券会社に直接口座を作って、そこで株を売買することもできます。
この場合、当然英語ができることが必要条件になります。
また、口座へ入金するため送金手数料がかかりますが、この日本から送金するときの手数料がかなり高いことがネックになります。
外国株を保有するということ
日本の株以外に外国株を持つということは、資産を広く分散させて、資産全体の目減りを防ぐためには有効です。しかし外国の株に関する情報は日本のものと比べると非常に少なく、よい銘柄を探すことはとても難しいのです。また、情報の入ってくるタイミングも、本国に比べると遅いため、特に「売り」のタイミングを逃してしまいがちです。また、株そのものの価格変動リスクとともに為替リスクも存在します。
さらに、資本主義が行き渡っていない国では、会社の経営内容や財務状況などが適切に公開されていないこともあります。国の方針で経済や株式市場の状況がまったく変わってしまう可能性もあるのです。
■為替リスク
日本円と海外通貨を交換する際に、そのときの為替レートによって、交換できる金額に変動があり、当初よりも少ない金額になってしまう可能性があります。このことを「為替リスク」と呼びます。
以上のように、外国株には日本株とは比較にならないほどのリスクが想定されます。そのことを念頭に入れた上で、「ゼロになってもかまわない」くらいの余裕のある資金で投資するのが賢明だといえそうです。
■A/H株価 価格差
中国の株式市場は香港市場と、本土市場に分けられます。本土市場には上海市場、深セン市場があります。 さらに、上海、深セン市場にはA株市場とB株市場があります。基本的に中国人しか投資できないのがA株市場で、 海外個人投資家が投資できる市場がB株市場になります。深セン市場では482銘柄の人民元決済のA株と、 56銘柄の香港ドル決済のB株、それに中小企業向け市場の取引が本年6月25日よりスタートしました。
これら市場に重複上場している銘柄も少なくありません。
そして、同一銘柄、同一額面であるのにもかかわらず、市場により価格差が生じています。
ここでは一般に、(割高な)本土市場のA株と(割安な)香港市場の『H株:中国大陸籍・大陸資本の上場企業』 のチャートを比較します。
やがて一物一価の法則に従って、価格差が是正されていく事と思います。 その中では、QDII(中国国内投資家の海外市場への投資を可能とする制度)のイベントが重要であると言われております。
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